税制委員会 委員長挨拶

税制委員会当委員会では、「よく学びよく遊び」をモットーに私たちの生活を基に、税の在り方を考えてまいりたいと思います。兎角、税の話をすると社会福祉の予算ありきの話からその予算を維持するには、「どうやって税を徴収するか?」と言う議論になりがちです。

しかし、本当にそれで良いのでしょうか?昨今の北朝鮮情勢を考えれば、社会福祉だけでなく防衛費にも予算をさかなければならない中、「どのくらいの社会福祉制度を維持するのか?」と言う議論からはじめて、「税の負担をどうするか?」と言う議論を始めなければなりません。「その上で無理のない税の徴収をどうするか?」考えなければなりません。また、弱者救済の名の下軽減税率や消費税とその他の間接税の在り方など、現行の税体系を壊して、貧富の差を拡大させる政策がとられています。軽減税率は、私たちの納税申告を複雑にさせるだけでなく、社会的弱者を救済する目的であれば、助成金や生活保護などの費用を拡充かつ、スピードのある対応を検討すれば良いものを税を取るところで調整することにより、今までの税体系を壊しているのです。これは、私たちの知識不足、すなわち現行の税体系の仕組がわかってないからです。税制委員会では、私たちの短な生活を基に税の在り方を一緒に学び、一緒に考えて行ける委員会を目指しております。税制を変えるのは政治家の仕事ですが、国民のレベル以上に政治のレベルは上がらないのです。
だから、私たちが知識を蓄え、考えていかなければならないのです。

2017~2018 税制委員長 梶野隆史 株式会社梶谷商事